読んで頂きありがとうございます♪
「自分のこぼした涙😢を足の親指につけ床に描いた…」
これ今回訪れた常栄寺の庭園を築庭したとされる画聖・雪舟の、岡山県総社市にある宝福寺での小僧👦時代の逸話です。
この話、結構有名な話ですので聞いた事あるという人もいるのではないでしょうか。
この話を頭に浮かべながら本当に楽しみにこの場所を訪れました。
今回7投稿目は日本庭園の代表作として大正15年に国より史跡並びに名勝に指定された常栄寺、雪舟庭です。
是非読んでみて下さい!
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書き初めの雪舟の小僧👦時代の話、
気になっている方もいると思うのでまずはその話から…
禅僧になる為幼くして寺に入った雪舟は禅の修行は棚にあげて好きな絵ばかり描いているような子でした。
その事に腹を立てた住職は雪舟を本堂の柱に縛りつけてしまいます。
しばらくたって住職が本堂を覗いてみると雪舟の足元に一匹の大きなネズミ🐭が動きまわっているのが見えます。
「これは大変!」
と思った住職は追い払おうとしましたが不思議なことにネズミ🐭は一向に動く気配がありません。
それもそのはず、それは雪舟が「自分のこぼした涙😢を足の親指に付け、床に描いたネズミ🐭」だったのです。
まるで生きてるかの様なそのネズミを見て雪舟の才能に気付いた住職はそれ以降、絵を描くのを戒めることはなかったそうです。
☝この「涙😢で描いたネズミ🐭」の話とってもおもしろいですよね。
私もこの話は小学生の頃に聞いた事があったのを今でも覚えていました。
この小僧👦だった人物が大人になって築庭したとされる雪舟庭一度見てみたいじゃないですか。(笑)
本当に😍ワクワクしながらこの庭園を訪れました。
常栄寺 雪舟庭
住所:山口県山口市宮野下2001-1
開演時間:8時〜17時(12月〜3月は16時30分)
年中無休
無料駐車場🅿有り
拝観料 :大人300円 中高200円
この常栄寺は、約500年前大内政弘が別邸として建てたのが始まりとなっています。
その後政弘が母👩の菩提を弔うためのお寺、妙喜寺としたのですが時代の変遷にともない毛利隆元の菩提寺、常栄寺と合寺し現在の常栄寺となりました。
☝駐車場に車🚙を停めると1つの看板が目にとまります。
常栄寺鳥獣保護区区域図
たしかに周囲は森で囲まれた場所にあり珍しい野鳥🐦などもいるだろうなぁと思わせます。
(野鳥🐦の憩いの場みんなでやさしく見守りましょう。)
では!🚶
山門(入口の門)をくぐり受付へと向かいます。
(この山門から見える景色だけでも十分綺麗です。)
受付で拝観料の大人300円を支払うと受付の女性が拝観順序を教えてくれました。
(自分はその通りに拝観させてもらいました。(従順!))
まずは…🚶
鐘桜門を抜け本堂へ⤴上がります。
☝すると!👀
緑美しい庭園が目👀の前に拡がってます。
静寂の中で本堂の陰と対照的に庭園の光輝くコントラストが何かを私達に訴えてくるようです。
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これをあの小僧👦だった子(雪舟)が作ったのかと思うと感慨深いものがありました。
(思わず笑顔😊になってました!)
この本堂からみる庭園の構図は何処から見ても美しいのですが
中をうろうろ🚶してみた結果(笑)、本堂の引き戸のガラス越しに見る庭園が一番綺麗だな〜と私は感じました。📷
(beautiful!)
まるで本堂が大きな船でその船から絶景でも見ているような気分になります。
次に本堂から拝観出来るもう1つの場所、南溟庭を観に行きます。🚶
この南溟庭は雪舟が入明し、帰国するまでに往復した海🌊をイメージして造られたそうです。
(本堂のイメージはやはり船🚢?)
本堂を離れ、
雪舟庭の周りを散策🚶します。
☝ここでプチ情報を1つ
入場券の表面に撮影ポイント📷が書いてあります、そこで何点か写真を撮影させてもらいました。(簡単に絶景ポイントがわかります(嬉))
ちょっとゴツゴツした遊歩道🚶となっており少し歩くのは大変ですが、私は毘沙門天のある頂上⤴まで歩いて行ってみました。(往復で約15分くらい)
これが歩いてみると結構大変😣💦⤵でした。
頂上までに3つのお堂があるのですが…
そのスタート地点となる坂の登り始めに山口県指定天然記念物「モリアオガエル🐸繁殖地」の看板があり、
そこから最初のお堂弘法大師堂を目指します。🚶
この弘法大師堂についた時点(✋合掌)で「もう止めとこうかな😣💦」と内心思ってはいたのですが頑張って上を⤴目指す事に…
第2のお堂薬師如来堂に到着です。(✋合掌)
「もうこの時点で大分後悔😣💦⤵」
☝しかし!
ここまで来たならと頂上⤴の毘沙門天を目指し頑張りました。!🚶到着(✋合掌)
毘沙門天のお堂から下をみると結構な坂⤴を登ってきた事がわかります。(😣💦疲)
お堂からの帰り際⤵坂の入り口で老夫婦👫に話かけられました。
「毘沙門天までは大分ありますか?」
…私も嘘は言えません😁💧
(言ったらエライ事になる)
「結構ありますよ。最初のお堂までならすぐそこにあります。」と答えておきました。
(でもあの老夫婦👫、私みたいに勢いで上⤴まで行ったかな…(笑))
静寂の庭園を何も考えずにただひたすら歩いてみる、普段なかなかない時間を過ごせて私は大満足😊でした。
雪舟の遊び心満載の美しい庭園、
雪舟庭また今度は違う季節に来てみたいと思っています。
今回も最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!
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